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君の瞳に映るもの

第1章 朝から……?

 確かめなくても躯が火照っているのがわかる。

 いっそ、羞恥など感じないくらいにめちゃくちゃにしてくれたなら少しはマシなのに、男は焦らしているのだと表情で云って、形の良い唇からチラリと舌を覗かせた。

 抵抗したいのにそれも忘れ、私はその姿を見上げていた。

 すると、

「昨日のお前と、今のお前、どっちが本当のお前だ?」

「え……」

「悪いが、確かめさせてもらう」

 そう言って、触れていた秘所に二本の指を捩じ込んだ。

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