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君の瞳に映るもの

第1章 朝から……?

 足を閉じようとするけれど、男の躯に阻まれて叶わない。

 こういう時くらいにしか見られないであろう秘所をまじまじと見つめられ、嫌なのに躯は反応していくようだった。

「物欲しそうだな」

 そう言うと、男は口許に満足気な笑みを浮かべ、ヒクついた箇所を指先でなぞる。

「あっ、あっ……」

 入り口をさ迷っているだけの指先に躯が跳ねる。

 言われなくてもわかる。

 ヌルリと滑る感触。

 男はその入り口を撫で上げ、私の反応を眺める。

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