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君の瞳に映るもの

第1章 朝から……?

 壁のひんやりとした感触と、火照る躯。

 その冷たさは激しく求められることでいつしか忘れ去っていた。

 突き上げられる度に、結合部からははしたなく蜜が溢れ、バスルームという場所でその音を響かせ、太股を伝っていった。

 拒否できないのは何故なのだろう。

 頭の何処かで考えるけれど、快楽の波が押し寄せて何も考えられなくなる。

 加減ができないと言った通り、男は私のことなどお構いなしに無遠慮に腰を振る。

 私は筋肉質の躯に腕を絡ませて声をあげることしかできない。

「相変わらず、凄い…締め付け、だな……」

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