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私達が家までの帰り道を歩いていると ふと蒼にぃがこう言った



「ねぇ？瑠璃？」




「……なぁに？蒼にぃ…」




「…瑠璃は、もし俺と翠…どちらかを選ばないといけなくなったら…どうする？」




（……あぁ…やっぱり……）




蒼にぃはあの時と同じように 逆光で顔が見えない





「瑠璃は俺だよな！」


と 翠にぃ




「瑠璃は俺だよね？」



と 蒼にぃ





ﾊﾞｸﾊﾞｸﾊﾞｸﾊﾞｸﾊﾞｸﾊﾞｸﾊﾞｸﾊﾞｸ



（…心臓…うるさい！……大丈夫…あの時とは違う！！…私はちゃんと答えを見つけられたんだから……！！）





「…わ…私は……」