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双子のお兄ちゃん

第14章 幸福


そして 私達は日が暮れるまで遊び続けた


「瑠璃、そろそろ帰ろうか」



「……うん」




(……まだ…このままでいたかった…私はこの続きを知っている……最後がどんな結末かを…)




私がその場から動こうとしないから 蒼にぃと翠にぃは




「また来ればいいだろ!!」


「そうだよ。また一緒に来よう!」



そう言いながら手を差し伸べてくれた



「………うん!」






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