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双子のお兄ちゃん

第14章 幸福




家に帰る間 ずっと蒼にぃは無言だった


私は蒼にぃの顔を見ていると 何だか話しかけずらくて 私もずっと無言で とにかく歩き続けた





家に着いて 玄関の扉を開けると 翠にぃの靴以外に 二足靴が並んでいた




(……あれ?…お客さんかな?)




私はそこまで気にすることなく中に入った






すると リビングから人の話し声が聞こえてきた




「翠にぃ帰ったよ!…ただい……あ……」








そこには 翠にぃと楽しそうに話しているお母さんとお父さんがいた








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