双子のお兄ちゃん
第3章 その日を境に
「……ん……」
「あっ!!瑠璃!起きた?」
「瑠璃、おはよう」
「……翠にぃと……蒼にぃ…?」
「瑠璃、昨日体調崩したんだって?大丈夫かよ…」
「……き…のう…」
(………そう言えば、昨日……私…蒼にぃと……)
「…………///」
私は昨日の出来事を思い出して顔が赤くなった
「おい、瑠璃…お前顔真っ赤だぞ?まだ…体調悪いのか?だったら、今日も学校休むか?」
「…だ…大丈夫だよ…翠にぃ……」
翠にぃはすごい心配そうに私の顔を見つめる
「…本当か?昨日は蒼に看病してもらったんだから、今日は俺が看病してやろうと思ったのに…」
「えへへへ。ありがとう…翠にぃ…」
「じゃあ、学校行く支度しなよ」
私は蒼にぃにそう言われて
「うん!」
と 元気よく返事をした
のは いいんだけど……