双子のお兄ちゃん
第4章 危険な1日
しばらくすると 蒼にぃがオムライスを持ってきてくれた
「わぁ~!!美味しそう♪」
私がそう言って 蒼にぃの手からオムライスを貰おうとすると
ヒョイッと オムライスを避けられてしまった
「えっ?蒼にぃ?」
「ご飯は、俺が食べさせてやるよ」
そう言って 蒼にぃはスプーンでオムライスを掬う
「えぇ~、自分で食べられるのにぃ……」
私はそう言いながらも お腹がすいていたので 渋々口を開ける
すると 蒼にぃは スプーンで掬ったオムライスを自分の口の中に入れた
「…えっ?!……んっ?!」
そして 私にキスをして蒼にぃの口の中にあったオムライスが私の口の中に流れ込んできた
ピチョ ピチャ クチュ…
「……んっ……ん~っ…」
プハッ
「…どう?美味しい?」
「……美味しい//けど……」
「……けど?」
蒼にぃは意地悪く笑いながら問う
「………~~っは…恥ずかしいよ~//」
「クスッ……でも…俺、止めないよ?」
蒼にぃはそう言って またスプーンでオムライスを掬って自分の口の中に入れる
私は そうやってお昼ご飯を済ませた…