双子のお兄ちゃん
第4章 危険な1日
夕方 翠にぃが帰ってきた
「ただいま~」
「おかえりー!翠にぃ!」
「おかえり。翠」
「瑠璃?体の調子はどうだ?」
翠にぃは 私の体を心配してくれる
「うん、だいぶ良くなったよ。心配してくれてありがとう、翠にぃ」
私がそう言うと 翠にぃは照れくさそうに
「…瑠璃のことだからな。そりゃ心配だってする」
「ふふっ」
私と翠にぃが笑い合っていると
「2人共、話の続きはご飯を食べながらだ」
と 言って 蒼にぃはご飯をテーブルに並べてくれていた
そうして 私の1日はゆっくりと終わっていった