双子のお兄ちゃん
第4章 危険な1日
ベッドのシーツには 赤色のシミがついていた
「あ~あ、瑠璃…こんなんじゃ直ぐに翠にバレちゃうよ…」
蒼にぃはそう言いながらシーツを手際よく外し 洗濯機の中へと入れに行った
そして
「…瑠璃…ちょっとこっち来て?」
と 手招きをする
「……なぁに?蒼にぃ…」
私が蒼にぃに近付くと いきなりズボンと一緒に下着をずらされた
「……!!///」
私は 恥ずかしくて手で下半身を隠す
そんな私にはお構いなしに 蒼にぃは
「瑠璃、ちゃんと生理用品使えるように俺が教えてあげるから」
と言って いろいろと教えてくれた
(………うぅ~//恥ずかしいよぉ//)
私は 蒼にぃの説明をそこそこに聞いて ずっと俯いていた
すると 蒼にぃは
「……ねぇ、ちゃんと聞いてるの?」
と言って 太腿を手で軽く撫で上げた
「………っ///」
「俺がせっかく教えてるんだから、ちゃんと聞かないとダメじゃん。これからはちゃんと1人で出来るようにするんだよ?」
「……う……うん…」
「あっ…でも、わからないことがあるからって翠には聞くなよ?何かあるなら俺に言って?わかった?」
「…うん、わかった。」
「よし。じゃあ、このことは2人だけの秘密な?」
そして 私達は指切りをした