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ホラーな短編

第1章 公園

「ヤバイ!もう少しで、始まっちゃうじゃん!」



誰もいない夜道を、全力疾走する私。



その理由は、ただ1つ



「ドラマが始まっちゃう~」



そう!私が今、ハマッているドラマが始まるから。



私の通っている高校でも、殆どの人がそのドラマを見ていてドラマが放送された次の日は、その話で盛り上がる。



「はぁ~。もう、間に合わない・・・」



走るのにも疲れ、歩いていると
公園が目に入った。





此処を通れば、5分で家に着くし
ドラマにも間に合うんだけど・・・・・・・




「夜の公園って、不気味なんだよね・・・・・・・」




だから、私はいつも遠回りをして帰っている。




でも、今日は・・・・・・




「行くしかない!」




私は、気合を入れて公園へと足を踏み入れた。



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