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ホラーな短編

第1章 公園

テクテクテク・・・・・・・・



公園に足を踏み入れて数分。



私は、後悔していた。



「うぅ・・・・・、怖い・・・・・」



公園の中は、街灯が少なく変な空気が漂っていた。



「こんな所、早く出よう」



そう思い、歩く速度を上げた途端。




ザッ・・・・・・・・










ザッ・・・・・・・・






何処からか、砂を掻く音が聞こえてきた。





目を凝らし、音のする方を見てみると、赤いワンピースを着た小さな女の子が砂場で遊んでいた。





こんな時間に、何してんだろ?



話し掛けようかな?って思ったけど、ドラマの時間が迫っている事を思い出し、私は急いで公園を出た。





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