ホラーな短編
第1章 公園
「ねぇ、こんな時間に何してるの?」
ザッ・・・・・・・・・
ザッ・・・・・・・・・
女の子は、私の言葉を無視して砂を掘り続ける。
「こんな時間に、公園に居ると危ないよ?それに、お父さんとお母さんが心配してるんじゃない?」
ザッ・・・・・・・・
ザッ
女の子は、砂を掘るのを止めた。
「お家は何処?一緒に帰ろう?」
「・・・・・・・無いの」
「え?」
「見つからないの・・・・・」
「何が、見つからないの?」
「私の大事な・・・・・・が無いの」
女の子の声は、とても小さく
何が見つからないのか、聞き取れなかった。
すると、女の子は背を向けたまま私を指さした。
「お姉さんの、私にちょうだい」
「え?貴方が探している物、私が持っているの?」
すると、女の子はコクリと頷いた。
「お姉さんの何が欲しいの?」
すると、女の子はスッと立ち上がり、ゆっくり振り返った。
「・・・・・・・・・・っ!?」
私は声にならない叫びを上げた。
何故なら、振り向いた女の子の何は眼球が無く、漆黒の穴が開いていたからだ。
「あっ・・・・あぁ・・・・」
腰を抜かしながらも、後ずさる私。
女の子は、1歩・・・・・・
また、1歩と私に近づいてくる。
「お姉ちゃんの、目玉ちょうだい?」
「いやぁぁぁぁぁぁぁ!」
私はそこで気絶した。
ザッ・・・・・・・・・
ザッ・・・・・・・・・
女の子は、私の言葉を無視して砂を掘り続ける。
「こんな時間に、公園に居ると危ないよ?それに、お父さんとお母さんが心配してるんじゃない?」
ザッ・・・・・・・・
ザッ
女の子は、砂を掘るのを止めた。
「お家は何処?一緒に帰ろう?」
「・・・・・・・無いの」
「え?」
「見つからないの・・・・・」
「何が、見つからないの?」
「私の大事な・・・・・・が無いの」
女の子の声は、とても小さく
何が見つからないのか、聞き取れなかった。
すると、女の子は背を向けたまま私を指さした。
「お姉さんの、私にちょうだい」
「え?貴方が探している物、私が持っているの?」
すると、女の子はコクリと頷いた。
「お姉さんの何が欲しいの?」
すると、女の子はスッと立ち上がり、ゆっくり振り返った。
「・・・・・・・・・・っ!?」
私は声にならない叫びを上げた。
何故なら、振り向いた女の子の何は眼球が無く、漆黒の穴が開いていたからだ。
「あっ・・・・あぁ・・・・」
腰を抜かしながらも、後ずさる私。
女の子は、1歩・・・・・・
また、1歩と私に近づいてくる。
「お姉ちゃんの、目玉ちょうだい?」
「いやぁぁぁぁぁぁぁ!」
私はそこで気絶した。