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*世界で一番愛する人へ*

第10章 *誕生日パーティー*

ひ「ごめんなさい。」
『え?』
ひ「私ね、光希との"幼馴染"っていう関係が崩れるのが怖くて、抵抗しなかったんだと思うの。
でもね、あの人の事、好きなわけじゃない。初恋の相手だからでもない。
ただ…」


『もういいよっ!』
ひ「え?」

気付いたら叫んでた。




『ひなが言いたいことはよくわかったよ。』
ひ「私のこと、嫌いになった?」



『…………じゃん』
ひ「へ?」
































『嫌いになるわけないじゃん。』
ひ「和くん?」
『俺も余裕なかったの。ごめんね。』

翔「仲直り完了?」
ひ「うん。」
翔「ほんっと、世話が焼けるんだから…」
ひ「ごめんなさーい」

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