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絶対振り向かせる!

第3章 ~海~




「優花、、、


どうしたんだよ、、、


俺、なんかした?


それともお前、、、



北野になんかされたのか?」




う、、、



遼ちゃん、、、



そんなこと言われると



もっと好きになっちゃうよ




もうやめてよ、、、




私、さらに傷つくから



泣きたくなるから、、、




「なんもないよ、、、」



うっ、、、



もう、、、



我慢の限界




そして私の瞳から涙がこぼれた



涙はどんどんこぼれる




「優花、、、!」




遼ちゃんは私が泣いているのに気づいたようだ



だめ、、、



もうこれ以上優しくしないで




私を好きにさせないで




じゃないと





死ぬまで、、、





諦められなくなるから、、、








すると遼ちゃんは私の体を包んだ



遼ちゃん、、、




もう、



そんなことされたら




私、、、、




涙が止まんなくなる、、、






そのあと長い時間



私は遼ちゃんの腕に抱かれていたけど



私は慰められるどころか



どんどん悲しく、どんどんつらくなった





「遼ちゃん!


私、スッキリした!


いきなり泣いてごめんね


びっくりしたでしょ?


でも大丈夫!


遼ちゃんに抱きしめられたら元気でた



ありがと!」



私は遼ちゃんに言った



「そんな、、、


お前なみだ、、、」



そして急いで家の中へ入った










私は家へ入ると



「う、う、、、う、」



再び泣いた



私ってバカだな



こんな目に合っても



遼ちゃんのこと諦められないなんて




一人の男の子に



こんなに心を乱されてるのに




私は



ほんとバカ




遼ちゃんのこと諦めちゃえば



こんな思いしなくてすんだのに、、、

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