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うちのむぅがドSなのか口が悪いのか微妙な件ww

第12章 【最終章】シテ欲しいならそう言えよ

サーッ…

見るも明らかに、たぁの顔から血の気が引いていく。

呆気なく解放されたむぅは、

「すげーな、とぉ! 俺にも見せて」

飛び起きて身なりを整え、とぉの携帯を覗き込む。


スッ…と、

とぉの指が画面を滑り、新たな画面が写し出される


「*☆¥#$%ッ⁉︎ 」


そこには、

他人には絶対見られたくないような むぅの姿がバッチリ納められていて…

今度はむぅの顔から血の気が引いていく。



「悪いことするなよ、むぅ? 俺、蘭と裕貴のアドレス知ってるから」

黒い笑みを浮かべてむぅを見るとぉ。


力勝負では負け知らずのたぁでさえ、頭脳派のとぉには敵わない。


「ま…魔王だ……魔王降臨……」

うわ言のように呟いたたぁの言葉に、むぅも無言で頷いていた。

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