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うちのむぅがドSなのか口が悪いのか微妙な件ww

第2章 ひなたで叩いてやるよ

ペチッ

「ふぇ~、やめて~」

ペチペチ

「私を叩くんじゃなくて、お布団叩いてよぉ~」


─────…?

蘭の言葉に、ピタッとむぅの動きが止まった。



「……布団なんかねぇじゃん?」

蘭の部屋の前のベランダを見つめるむぅ。


「え? そんな訳ないよぉ。お昼前にベランダに干したよぉ?」

ノソノソと起き上がる蘭。


2人してベランダへと出てみるが、ベランダの中にもベランダの下の庭にも蘭の布団は見当たらない。


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