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うちのむぅがドSなのか口が悪いのか微妙な件ww

第14章 タチの悪い女 <夏休み特別編>

キャーキャーと騒ぎ立てる女子たち。

いつだって当たり前に飲み込んで来た文句。

口に出して言わないけれど、心の中では思ってしまう。



「うるさい。ここ、何処だと思ってんの? つーか、お前ら此処に何しに来てんだよ?」



賑やかな声がピタリと止んで、

「え⁈ 」

(まさか声に出てた⁈ )

煌太は慌てて口を押さえる。


だが、両隣の女子が唖然として見上げていたのは…

「む、むむ…むぅくん⁈ 」

「ごめんね⁈ うるさかった⁉︎ 」

不機嫌な顔で目の前に立つイケメン。



それが、

むぅと煌太の出会いだった。


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