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うちのむぅがドSなのか口が悪いのか微妙な件ww

第14章 タチの悪い女 <夏休み特別編>

3人兄弟の末っ子…

同じ境遇だと知り、むぅへの親近感が沸き起こった煌太。

懐っこいその性格から、あっという間にむぅとの距離を縮めた。


ハッキリと言動に表すむぅといると、今まで取り巻きのように引っ付いて離れなかった女子もあまり話し掛けてこない。

ようやく勉強にも集中出来、本来の目的である成績アップを確実に果たしている。


そして、

「むぅ! 俺、初めてB判定もらった!」

よくある ”約束”

”B判定もらえたら、一つだけお願い聞いて”


「すげー頑張ったな、煌太。短期間でこんなに成績上げたんだ」

ドヤ顔の煌太に苦笑しつつも、その頑張りに目を細めるむぅ。

嬉しさに鼻の穴を膨らめながら、煌太は言った。



「だから、夏休み、むぅん家に居候させて!」



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