テキストサイズ

うちのむぅがドSなのか口が悪いのか微妙な件ww

第2章 ひなたで叩いてやるよ

「最低! 我が子相手に何考えてんの⁈ 」

「え? 違う違う。見せるだけ…」

「そんなもん、年頃の娘に見せんな!」


バキッ
再び、母親のパンチが父親にヒットする。


「相変わらずいいパンチしてるな。”そんなもん”の相手、今夜どう?」

ガシッと母親の肩を抱く父親。


「断る!」

「えー?」

仲が良いのか悪いのか…
言い寄る父親を引き剥がそうとする母親。


「認め〜ん、認め〜んってば‼︎ 」

1人、頭を振りたくる蘭。



「……バカ家族」

そう呟くと、音羽は黙々と夕飯を食べ始めた。



ストーリーメニュー

TOPTOPへ