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うちのむぅがドSなのか口が悪いのか微妙な件ww

第2章 ひなたで叩いてやるよ

ガタンッ

ようやく座ったかと思った蘭が勢い良く立ち上がり、周りは驚いて蘭を見つめた。


「〜〜〜ッ、認めーんっ、認めーんっ」

先程部屋でしていたのと同じように、蘭は頭を横に振りながら叫ぶ。


「蘭⁈ お父さんが男だって認めてくれないのか⁈ 」

父親の言葉も、蘭の耳には届かない。


「認めーんっ」

叫ぶ蘭に、

「一緒に風呂入るか? 証拠を見せてやるぞ」

軽口を叩く父親。

───バキッ‼︎
その頬に、母親の拳がめり込んだ。


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