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うちのむぅがドSなのか口が悪いのか微妙な件ww

第4章 どんだけ濡らしてんだよ?

「───…この部屋に来んの?」

「うん」


蘭は、普段は埃を溜め込んでいるような隙間まで埃取りブラシで掻き出している。


「……お前、部屋に平気で男入れるような女なんだ?」

キョトン…
と、不思議そうな顔をして振り返る蘭。

「むぅは毎日のように入ってるじゃない?」


さりげなく、むぅが”男”であると認めたような発言だが、蘭本人もむぅもそれには気付かない。


「俺とそいつは違うだろ?」

少し声を荒げたむぅだが、蘭は気にする事なくあっさりと頷いた。

「うん! あのねぇ、うちらより3歳上の大学生で、大人っぽくてカッコイイんだよ」


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