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うちのむぅがドSなのか口が悪いのか微妙な件ww

第4章 どんだけ濡らしてんだよ?

ようやく泣き止んだ蘭を見て、むぅはフッと口元を緩める。

そして、

「それ、雑巾だから」

蘭が散々顔を拭いたタオルを指差しながら意地悪く笑った。


「ぎえぇっ?! むぅの馬鹿っ、もう知らないっ」


バシッとその雑巾をむぅに投げ付けた蘭が、洗面所へと走り去る。


ゲラゲラと楽しそうに笑うむぅ。


そんな2人を、1人取り残された感 満載な卓は、

「青春だなぁ~」

と遠い目をして眺めていた。


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