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うちのむぅがドSなのか口が悪いのか微妙な件ww

第5章 来ないとどうなるか…分かってる?

歩いた方が早いんじゃないかと言う程の時間を掛け、ようやく蘭が指定された駅前のカラオケに到着する。

キョロキョロと見回しても、周辺にむぅの姿がない。

自転車を止め、蘭はカラオケ店の中へと入って行った。



「蘭!」

賑やかな店内に響く声。

それは、蘭の親友のものだった。


「和佳ちゃん?」


何で?

むぅと和佳ちゃんの2人でカラオケ?


蘭の胸の中にモヤモヤとしたものが渦巻く。


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