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うちのむぅがドSなのか口が悪いのか微妙な件ww

第5章 来ないとどうなるか…分かってる?

和佳に手招きされそちらへ近付けば、ソファーに寝ているむぅが見えてくる。


「むぅ、蘭が来たよ」

よくよく見れば、むぅの頭は和佳の膝の上に乗っていて…

「─────っ⁉︎ 」

それを見た蘭の身体に、稲妻が落ちたような衝撃が走った。



「あ? 遅せぇ…」

ゆっくりと、むぅがその身体を起こす。

「ごめん…私にとっては全速力だったの」


再び崩れそうになるむぅの身体。

その頭を和佳の膝へと戻したくなくて、蘭は駆け寄り支えた。

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