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〜私の覚悟〜

第2章 〜帰り道〜

けれども、彼は相当弱っていたようでまたすぐに足をふらつかせた。

「!!あぶない!」

私は倒れかける彼を止めた。

「!!」

止めた時に彼の唇と私の唇が優しく重なった。

「ご、ごめんなさい・・・」

私は下を向いた。

(何やってんだ・・・私・・・。)

すると彼は、私の頭を優しくなでた。

「助けてくれてありがとう。本当にごめんね。色々。」

私は彼の優しさに身体が暑くなった。

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