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禁断×恋

第19章 番 外 編 ②

「誰の車で行く?」
「俺らタクシーで来た!」
おいら、免許持ってないし。

という事は…
「優妃か俺。」
だよね。
「優妃ちゃんの車がいい!」
翔ちゃんの車は、たくさん乗ったから。
「俺も!翔さんのは、何回も乗った事あるから…」
なんか、和には言ってほしくなかった。
ほんとは優妃ちゃんの事好きなんじゃって思っちゃう…

「ダメダメダメ!」
えっ…
そんなにダメなんなら、最初から自分のって言えばいいのに…

「えー」
「ブーブー」
優妃ちゃんの乗りたい。
てか、和可愛い!
ほっぺ膨らませてるよ…

「優妃…」
「あ、ハーイ」
え?
何?

「翔さんはね、優妃ちゃんの顔を見ただけで、優妃ちゃんの思ってる事とかが分かるんですよ!」
和が教えてくれた。

「へ〜!翔ちゃん、すごい!
じゃあ、おいらも和の顔見て、和の思ってる事とか分かるようになる!」
「それは無理ですね。」
え………
そうですか………
そうですよね。

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