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そんなお昼ご飯の時間もあっという間にすぎて、もういく時間。

2人に見送られて、また事務所へむかった。


で、記者会見的なやつがはじまった。
おいらと翔ちゃんと、あと上の方の人たち数人。

「お騒がせして、本当にすいませんでした」
翔ちゃんが、頭を下げた。
こんな事、本当はしなくていい事くらいはわかってる。
…でも、優妃ちゃんのためにやるんだって。
会見なんてしなくても、いつかは消える。
だけど、優妃ちゃんの周りの人たちは、優妃ちゃんから離れて行ってしまうかもしれないって………そう思った翔ちゃんが決めたの。

「彼女とは、恋人関係ではありませんし、好きという感情もありません。」
翔ちゃんは、そう言った。
目が、本気だった。
優妃ちゃんを守りたい。それだけで、翔ちゃんはこんなにも強くなれるんだね。


記者会見?は終わった。
……きっと、丸く収まった。収まったはず。
……だけど、見張られるかもしれないからって言って、しばらく優妃ちゃんに会わないって…翔ちゃんは決めた。
和に優妃ちゃん家から出てって言って、3人で翔ちゃん家に入った。

翔ちゃんが帰った来た事くらい、隣にいる優妃ちゃんに伝わるはずなのに…………
優妃ちゃんは来なかった。

翔ちゃんがメールを送った。
"ごめんね"
ただ、それだけ。