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禁断×恋

第7章 *二宮さんと翔くんと*

二宮さんが帰られてすぐ、メールが届いた。

送り主は、二宮さん。
〔今日は、なんかごめんなさい。
でも、ありがとう、楽しかったです。
それと、明日から、翔さんが浮気しないか見張っておくね♪〕

そんな内容だった。
最後の文を読んで、つい笑っちゃった。

翔「なに笑ってるの?」
『なんでもないよ〜w』

こんな内容、教えられないよw
〔こちらこそありがとうございました。
お願いしますね♪〕
そう書いて、返信した。

翔「ねぇ、優妃?」
『なに?』
翔「愛してもイイですか?」
もう、その手には乗りませんよ。
『おやすみ〜』
そう言って、ベッドに入った。
そしたら、なんか、重くなった。

目を開けたら、翔くん。
『な、なに…?』
翔「愛しても、イイですか?」
あの目で見て言ってくる。

…だから、その目には弱いんだって…
『…ハイ。』
イタズラが成功した子供みたいな顔して、翔くんは笑った。

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