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幸せの階段…

第12章 初めての彼氏

どうして?

自然に言葉がでた。

ん?

そう聞こえたから

あたしは、続けた。

どうしてあたしなの?
顔もまだ知らないしあたしのこと
なにも知らないのに…

そう答えると、


顔なんかどうだっていいんだよ。
俺は顔で選ばない。
莉架のことまだちょっとしか
知らないのは確かだよ。
だけどね、分かるんだ。
メールのやりとりで伝わってくるんだ。
優しい子なの伝わったよ。

そう答えてくれた。


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