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Destiny

第15章 想定外

「まぁ大変」

ペンションの方が慌ててタオルを持ってきてくれた

事情を話すと、ちょうどキャンセルが出て一部屋空いてると言われた

ひ、ひ、一部屋!?

それってどうなのよっ

「結衣ちゃん、どうする?」

私に聞かないでっ

「この辺はどこも満室だと思いますよ」

ペンションの方が言うには、突然で空いていることがラッキーだそうだ

本当にここしかないの?

でもあの雨の中移動するのは大変だし…

「結衣ちゃん、他探してみる?」

うっ

「運転危ないし、ここでいいです…」

私たちはこのペンションに泊まることになった


部屋に案内されて入ってみると

ダ、ダダダダダダダダブルベッド!?

私は動揺が隠せず、ちらっと竜司さんを見てみると、竜司さんも心なしか動揺しているように見えた

「風邪引かないためにここに来たんだし、お風呂にはいっちゃおうか」

私は気持ちを落ち着かせるためにも、お風呂に入ることにした

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