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Destiny

第9章 休日

簡単な朝ご飯を作り終え、竜司さんに声を掛ける

「朝ご飯できましたよ~」


「は~い」

着替えを終えた竜司さんが部屋から出てきた


「いっただきま~す」

向かい合わせに座り、朝ご飯を食べ始める


竜司さんは目が腫れてることに気づくだろうか
そんなマジマジと顔を見られる訳じゃないし
きっと大丈夫だよね…


「結衣ちゃん」

ドキッ

「は、はい」

大丈夫、大丈夫
きっと気づかれない

完全に顔を上げることはせず、返事をした


「目、腫れちゃったね~」

ぶっ

バレてた~/////


「冷やし足りなかったかな?」

頬を赤らめながら俯いた


恥ずかしい…///


「でも、そんな結衣ちゃんも可愛いね♪」


!!

な、なんですとっ!

驚いて顔をあげると

「結衣ちゃん、真っ赤~」

と笑われた


可愛いなんて言われて、更に顔が赤くなってたんだろう


完全にからかわれてるっ


そう思いながらも、ニコニコ笑顔の竜司さんにドキドキしていた

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