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Destiny

第11章 仕事場で

「アイツはどうだったのよ?」

「優しかったけど…」

「ほら、同じじゃん」

うっ

翔太と違うような気もするけど…

加奈子に家賃も払ってないし、いろいろと買ってもらったりしたことも話した

おいしすぎる話だけど裏があるとは思えない

「もう寝たの?」

ぶっ

飲んでたビールを吹き出しそうななってしまった

「な、ななな何言ってるのよっ」

「な~んだ。まだなの」

なんか怒ってた割には面白がってませんか?

「身体目当てかとも思ったけど違うのかしら」

違いますともっ

きっと!!


あたふたする私に意味深な笑みを浮かべながら加奈子は言った

「よしっ、私がその同居人を確認してあげるわっ」

「ええええっ!?」

「今度、家に呼んでよ♪」

「聞いてみないと…」

「じゃ、聞いておいてね」

ニコッと笑みを浮かべながら、圧力をかけてきた

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