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Destiny

第12章 ご対面

夕飯を食べ終えて、ビールで乾杯しながら、借りてきたDVDを見ることにした

竜司さんをちらっと見てみると、真剣に画面を見ていた


私は…

竜司さんと佐々木さんの会話が気になって集中できなかった


親切心で私を置いてくれてるなら、隠すことないよね…

誤解されたら困る相手がいるとか?

ん~でも彼女はいなそうだし…

あっ、好きな人がいるんだ…

だからか…

そう考えたとき胸が苦しくなった


私、竜司さんのことが好きなんだ…


そう確信したら、何だか涙が出そうになった


竜司さんに好きな人が居るなら、早くにここを出て行った方がいい

これ以上好きになる前に…


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