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Destiny

第13章 ごめんなさい

何とか竜司さんの腕から抜け出したときには息切れしていた


押し倒されたのかと思ったじゃん

私のドキドキを返せっ!

竜司さんを見ると気持ちよさそうに寝ていた


手を伸ばして竜司さんの頭を撫でてみる

子供みたい…


「竜司さん、こんなとこで寝たら風邪引きますよ~」

声をかけても起きる気配はない

竜司さんを運ぶのは無理だったので、かけ布団を持ってきてかけた


「おやすみなさい」

寝ている竜司さんに言って、自分の部屋に入った


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