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禁断×短編

第2章 親友の旦那×親友の妻

買い物を終え、私達は喫茶店に入り、休憩をする事にした。




「孝太と藍が結婚して、もう2年か・・・・」




ストローで氷をクルクル回しながら、充が呟く。




「充と里佳子だって、結婚してもう3年じゃん」




片肘を突き、外を眺めながら答える。




高校生の時、私は孝太と
充は里佳子と付き合い、それぞれ結婚した。




だけど・・・・・・・・




本当は私・・・・・・・・




「充が好き・・・・・・」



「えっ?」




ビックリした顔で私を見る充。





「へっ!?」




や、ヤバイ!





心の中で呟いたつもりが、声に出てちゃった!





「な、何でも無いよ!?」



慌てて笑顔を作り、「もう、行こうか?」とお店を出た。







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