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禁断×短編

第6章 天使×悪魔

────・・・・アーク目線



俺の隣で、スヤスヤと寝息を立てるジュリ。



俺が、ジュリの事を知ったのは数日前。



たまたま、親友のアレンの家に遊びに行った時だった。



アレンの部屋に入ると、アレンはテレビを見ていた。



「アレン」


そう声を掛けると、「おぉ!アーク」と手を上げるアレン。



「ちょっと、コッチ来てみろよ」



そう言って、俺に手招きをするアレン。



「コレ、見てみろよ」



アレンの指差す方には、テレビ。



「何だよ、コレ」


そこに写っていたのは、Engel Weltの映像。



「この前、Engel Weltに遊ぶに行った時に設置してきたんだ♪」


たくっ・・・・


コイツは・・・・



コイツの趣味は少し変わっていて、Engel Weltを盗撮するのが趣味らしい。



Engel Weltの何処がいいんだか・・・・・・



俺には、さっぱりわからないね・・・・・


ため息を1つ吐き、部屋を出ようとした時。



「おぁ!この子可愛い」


その声に、フッとテレビの画面を見るとそこに写っていたのは、金色の髪をして、透き通る様な青い瞳をした女。



俺は、その女に一瞬で心を奪われた。



「アレン、この女の事調べられるか?」



すると、アレンは「もちろん♪」と笑った。



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