さよなら、またね。
第4章 ひとりのふたり
「澪・・・澪、腰が引けてる。もっとこっちに寄せて。そう。ほら、こうやってくっつくと俺の形と熱さがわかるだろ?」
「んぁっ!・・・はぁ、んふっ」
彼は私の濡れた下着に擦り付けるように自分の怒張した塊をグリグリと押し付けてくる。
時折、カリの出っ張りがクリトリスを刺激して、快感が身体中に突き抜ける。
多分、軽く達しているんだと思う。
「ふふっ、感じやすいんだね澪は?まだ直接触ってもいないのに。直接触れて、包皮に包まれた敏感なところ、俺の舌で転がして、俺の先っぽから出てる汁でヌルヌルにしてあげたら、どうなっちゃうの?」
「やっ!あぁ・・・そんなエッチなこと言わない、でぇ・・・」
「言葉では拒否してても、もう澪の下着はぐちゅぐちゅだろ?ほら、俺のパンツ、澪の汁でシミが出来てる。」
彼は少し腰を引いて、言葉通り色の変わったボクサーパンツを見せつける。
もちろん、私のだけじゃない。
彼の先走りで出来たシミも・・・
だけど、もうどっちのだか判断のつかない扇情的なシミが、私の欲望を掻き立てる。