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嘘でもいいから

第6章 行き場のない想い

「優花ちゃん、
思ったより元気そうで良かったよ…
電話の声、ひどかったから…」


あ、あれはアノ直後だったせいも…
これは…言えない///


やがて食べ終わると…
想さんはアイスコーヒーをおかわりして
私はカフェオレを頼んだ。

いよいよ話をしないと…


「早速なんだけど…何があった?
何か酷いこととかされてない?
初デートだって楽しみにしてたのに
こんなに突然…しかも同僚でしょ?

言いたくないことだったら
言わなくていいけど…
何か困っているなら相談に乗るから」


私は言いにくいところを少し変えて
でもほぼそのままを想さんに
聞いてもらいたいと思った。
馬鹿な私の話を…

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