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☆短☆編☆集☆[新・続]

第1章 家出少年×一匹狼

☆お兄さん目線☆




気が付いた時にはもう動いてしまっていた。俺が今こいつに何をしているか、自分でちゃんと理解している。でも、もう止まらないところまで俺はこいつに溺れてしまっていた。



そう、キス。



軽く、そっと触れるだけの



夢月はこの行動の意味を分かっていない。



これが何なのか...すら



そんな何も分からない事を俺は利用している。



「むつき...」



「ふんぁ!?...ん、クチュ...ん」



軽く押しやった唇の割れ目を漬け込んで、夢月の口の中に舌を侵入させた。



ゆっくりと



怖がらせないようにと



優しく誘導する



すると



顔を真っ赤にさせ、目はとろんと、俺のキスに反応して可愛い声を漏らす。



もっと



反応が欲しい...



夢月を求める欲が段々と強くなっていった。



俺の中の狼が暴走し出した



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