☆短☆編☆集☆[新・続]
第2章 ヒーローにひかれる松井くん
「弁当はやるから
あとは家でゆっくり食えよ。
それより、そろそろ帰らねーと親とか心配する時間じゃねーの?さっさと帰ろ」
「あ、う、うん
勝己、弁当今食っちゃだめ?」
今食って勝己に感想を言いたい
あとになると味忘れちゃうし今言いたい
「光輝、俺の話聞いてたか?」
「聞いてた!!
でも今食って感想言いたい
.......だめか?」
「感想って...」
俺は勝己の瞳から目をそらさないで必死に目で訴え攻撃をした
すると勝己ははぁーっと溜め息を吐いた
「じゃあ…この間みたいにまた食わしてやるよ」
この間?
この間...この間......え゛!?
...まじで....??
多分俺の顔は今赤い
それを見て勝己がニタニタと笑う
その勝己の顔がまた俺にドストライクな表情だった
「ま、まあ、いいよ
弁当の基本は卵焼きからだよね!!」
「勿論」クス
こうして俺と勝己は地区センターの真ん前に座り込み、二人で勝己の手作り弁当を食べました
勿論味は補償されてるよ!!
なんたってもっとも勝己が得意とするおかずだから
☆終わり☆