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☆短☆編☆集☆[新・続]

第3章 透明な殻の隠れファン

受け入れるも何も
俺は既にもう.............。



「知らない内に気持ちに嘘をついてるんだ」

「知ってました」

「ほら、また敬語」

「あ、知ってたし」



くっそ
今までの話し方なんて
そう簡単に直せたら苦労しねえ....



「真樹にはお見通しか〜」



風也さんは笑いながらそう言った。
俺は学生時代の時から風也さんを見てきてるんだ
その癖なんてもう知ってる



「もし俺がまた何かを隠そうとしていたら...その時は...」

「もう喋らないで」



ぎゅっと風也さんを抱き締めた
両手で体を包み込むようにして後ろから背中を擦る



「無理矢理にでも吐かせるし
風也さんが隠しても意味ねえし
先輩だからってもう遠慮とかしないから」



そう言うと風也さんは
小さく少し震えた声で厳しそうと言って笑った。



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