
失恋少女のアバンチュール
第4章 海のハプニング!
でも、1人でいて嫌な思い出を思い出すより断然良いに決まってる。
樹さんが大丈夫な時だけでも一緒にいてもらおう。
「じゃあ…樹さんが暇な時で良いので、一緒にいて欲しいです。」
「うん、了解。なら…休憩したら泳ごう?可愛らしい浮き輪が売ってたから。千晴ちゃんが休む間に膨らませとく。」
そういうとピンクの可愛い花が描かれている浮き輪を取り出した。
大人サイズでゆったりと入れそう。
「わぁっ、可愛い浮き輪ですね。」
「でしょ?千晴ちゃんに合いそうですぐ買っちゃったよ。」
樹さん、その笑顔は反則です…
不覚にもドキドキしている私がいた。
