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失恋少女のアバンチュール

第5章 1日だけの恋人





暫くして電話を終えて樹さんが戻ってくる。その間に私は欲しいものを買ってソファに座っていた。


「お待たせ!えっと、ゴメンね。今、仕事が入っちゃって戻らないとなんだ。
ここからはタクシー使えばすぐにホテルに戻れるから。気をつけて帰ってね?」


早口で捲し立てるように告げると樹さんは急いだように去ってしまった。



足元に一枚の紙が落ちてて、その紙を拾ったことを私は後悔することになる。

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