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失恋少女のアバンチュール

第2章 プロローグ2




引きこもりな生活は半年続いていた。
大学にも行く気にもなれなくて休学届けを出した。


「千晴ちゃん、そろそろ大学に行ってみたら?気分が晴れるかもしれないし。」


母の言葉に対して首だけ横に振って答えた。



ある日、ご飯や身の回りを世話してくれた母が風邪を引いてしまい買い物を頼まれてしまった。



家から出るのは恐いけど、お世話になってる母の為にも頑張ってみよう。



久しぶりの外は寒く、季節は冬になっていた。




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