テキストサイズ

責められたいの

第8章 私だけのアイドル 2

洵ちゃんは、
私の考えていることがわかったように


「こっちは暗いから
向こうからは見えねえよ…」


と言って、私の身体を抱き寄せ
頭のてっぺんにトンっと顎を乗っけた。

雨の匂いと、洵ちゃんの匂い…

洵ちゃん…
私の初恋で大事な幼馴染。

どんなことがあっても
多分ずっと大好きな人。

どうしよう…
洵ちゃんの心臓が
ドキドキいってる。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ