責められたいの
第20章 ゴウカクイワイ【完】
……きーくんはベッドの横に立っていた。まだ部屋着を着たままだ。
だけど、そのジャージの股間はびっくりするほど盛り上がっているのが分かる。
「清人、やっちまうぞ俺たち……一応訊くけど、お前は……どうする?」
孝史くんが、自分のアレをさすりながらきーくんに確認する。
「だって、俺……俺は弟で……」
「分かってるよ……でも、お前がやるなら……俺たちはお前の後にするよ。どうする……?」
部屋に流れる張り詰めた空気。
はあはあと、どんどん荒くなるきーくんの息遣い。
きーくん、お願い……
暫しの沈黙の後、大急ぎで服を脱ぎ捨てるきーくん。そしてあっという間にトランクス一枚の姿になった。
久しぶりに見るきーくんの裸は、イメージ通りやっぱり綺麗で……本当に整っていて。肌なんか本当に、自信のある私でも負けるんじゃないかと思うほどだった。
だけど、そのトランクスの中心はもの凄く膨らんでいて……そしてその最後の一枚が取り払われると、そこには禍々しいぐらいに大きな、猛ったモノが現れた。