責められたいの
第20章 ゴウカクイワイ【完】
それは先輩のモノやここにいる二人のモノと比べても、驚くぐらいに男らしい、大きくて……生々しい、オスそのものといった感じの器官だった。
「デカいとは思ってたけど、勃つとすげえな……」
きーくんのモノを見て、二人も驚いている。
可愛らしい顔は、まるで少女みたいに見える。
でもその戸惑った顔の下には、えぐれたように肉が角ばって張り出した先端が天を向き……そしてその先からはダラダラと透明の雫が流れ出していて……
そのいやらしさに私の下腹部はきゅうんと疼いた。
目が離せなくなってじっと見つめていると、急に手が伸びてそこを覆い隠してしまう……
「や、やっぱり……ムリだよ……だって、見られるだけでも恥ずかしいし……姉ちゃんに酷いことはしたくないし……大切だから……」
せっかく脱いだトランクスにまた手を伸ばすきーくん。
いや、いや……!
私はきーくんが欲しいのに……
その気持ちはもう疑いようが無かった。
きーくんが大切なのは私も一緒。
だけど……だから……一つになりたいと思って何が悪いの……?
それにアレ……きーくんのアレ。
あんなすごいので突かれたら……