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責められたいの

第23章 小悪魔執事 4【完】

ふたりの唇が触れる刹那
クリスがいつも身に付けている
人間には見えないはずのソードを
僕は心を無にして振り切った。

悪魔の血…

がどんなものかは知らないけれど
それが僕の前で飛び散るようなことは無く…



僕の目の前で

クリスは灰になった。



あの生殖器がクリスの唯一の弱点
じゃないかって…
薄々気付いていたんだ。

だからってさっきまではこんなこと
するつもりは無かったけど…

僕はやっぱり人間でいたかったんだ。

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