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責められたいの

第26章 ハプニングバーの恋人 4

今日はずっと楽しみにしていた
初めての旅行で…

場所は着いてからの
お楽しみだと
佑樹さんは言っていた。


「ごめんなさい。
母たちが覗いているの…
見えましたよね?」


「あははっ…
俺は全然気にならないよ。
ん?どうしたの?」


気にならない、か…
私は気にして欲しい、のに…

私はいつだって…
厳しいお父さんにだって。
佑樹さんを紹介してもいいと
思っているから。


「いえ、なんでもないです。
今日はどこに行くんですか?」

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